セラミックタイルの特長
- 様々な柄があり、光沢が長期維持でき、見た目が高級なセラミックタイルは、さまざまな場所のフロアでよく目にします。
- 耐久性も良く、メンテナンスも容易で一般的に汚れにくいと言われていますが、タイル表面には細孔(微細な穴)があり
- 汚れが入り込んでしまいます。
- この細孔に、一旦汚れが入り込むと除去が大変困難となります。細孔が多いセラミックタイルは汚れの入り込みも多く
- 汚れが目立ってくることもあります。 また、なかにはタイル表面の細孔が不均一なものがあり、模様のような汚れが
- 発生することもあります。
- セラミックタイルの清掃は、床材メーカーで塗布された処理剤(ロウ成分)が有るか無いかによって手順が異なります。
ロウ除去
- 施工面に泥・砂・ゴミ・ホコリが残っていると傷の原因になりますので、十分に除塵を行ってください。
- 施工面にロウ除去剤を塗布し、白または赤パッドを装着したポリッシャーで洗浄してください。
- ロウが完全に除去されている事を確認し、表面や目地などに研磨剤や洗剤成分が残らないよう
十分に水洗いしてください。
※ ロウが十分に除去されていない場合は2、3の作業を繰り返してください。
ロウ除去剤
日常清掃
≪自動洗浄機使用の場合≫
≪モップで洗浄の場合≫
- 用途に応じて洗浄剤を希釈し、タンクに入れます。
- 自動床洗浄機の使用方法に従って洗浄してください。
≪モップで洗浄の場合≫
- バケツ等に用途に応じて希釈した洗浄剤を入れます。
- モップでなじませるようにムラなく広げ、乾いた布で拭き上げます。
日常洗浄剤
定期清掃
- 施工面の除塵作業を行います。
- 汚れに応じて洗浄剤を希釈し、モップ等で塗布します。
- 洗浄剤を塗布後、5~10分程度放置します。
- ポリッシャーに白または赤パッドを装着し、掛けムラの無いよう洗浄します。
- 汚水回収します。
- 自動床洗浄機に白または赤パッドを装着し、水洗浄を行います。
- 水洗浄後、床面が乾く前にモップ等で水拭きを2回行います。
- 送風機等を使用し、床面を乾燥させます。
■定期清掃
◆防汚剤
■リンレイ セラミック防汚剤
◆防滑剤
■リンダ セラグリップ
セラミックタイル用の防滑剤です。セラミックタイル表面に撥水膜を作ることで、タイル表面に乾燥した部分を作り防滑効果を持たせるタイプの防滑剤です。 従来品のようにタイル表面に穴を開けません。
■ミヤキ コロンバン(中性タイプ) 4L
磁器タイル、テラゾー、御影石等、セラミックタイルの防滑処理です。基材表面にミクロン単位の凹凸をつくることにより摩擦係数を高めます。 ※鏡面に使用すると艶が落ちます。